索引

レースの流れ スタート展示(フライングスタート方式)
フライング/出遅れ 周回展示 展示情報の発表
投票締切 レース 払戻結果の発表

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ルール

ボートレースの様々なルールを、レースの開始から終了までの流れに沿って説明していきます。

レースの流れ

レースは大まかに以下の流れで進行されます。
ひとつひとつの詳細は後述します。

展示航走

スタート展示

周回展示

インターバル
10分〜15分

展示情報の発表

投票締切

レース

ピットアウト

待機行動

スタート

ゴール

払戻結果の発表

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スタート展示(フライングスタート方式)

スタート展示とは出走レーサーのピットアウトの速さ(ピット離れ)コース取り
スタートタイミングがどの程度なのかを舟券購入者に見せるための物です。

上記の説明だけではわからないと思いますので、一つ一つ説明していきます。

ピットアウト、コース取り

最初に、ボートレースを予想する上で必ず知っておく必要がある事があります。

それはインコース(1コース)がとても有利である事です。

各レース場毎に差はありますが、レーサーの実力やモータの調子など他の要素を無視しても1コース進入の勝率がほとんどの場で50%を超えます。

ボートレースを詳しい方ならほとんどの方が知っていますが、ボートレース『大村』(長崎県)は、特にインコースの勝率が高いレース場です。

当サイトのレース場の分析データを確認してみてください。どれだけインコースが強いかがわかると思います。(⇒大村コース分析

そして、ここからがコース取りの解説の本題です。

まず、ボートレースは1号艇〜6号艇までの6艇で競争しますが、必ず1号艇が1コース(インコース)である必要はありません。

前述した通りボートレースではインコースがとても有利なので、できる限りレーサーはインコースを取りたいわけです。

なので、インコースを取りたい上手なレーサーは『ピットアウト(ピット離れ)』を速くして、自分よりインコースの艇のコースを取ったりします。

これをボートレース用語で『前付け』と呼びます。

待機行動』(ピットアウト〜スタート開始までの行動)には、進入コースに入ったら時間稼ぎとみなされる右転舵をしてはいけないなどの様々なルールがあります。

よって、『前付け』した艇がスタートライン側に流れすぎて助走距離が足りなくなってしまうなどの理由から『前付け』は必ずしも有利に働くわけでもありません。

しかしながら、ボートレースでは最初の第1ターンマークの展開がとても重要であるため、『前付け』をしそうなレーサーがいるのかをスタート展示で判断する事は舟券を予想する上ではとても重要な事となります。


ピットアウトの様子
(18.04.08)
『住之江』[G1] 太閤賞競走開設62周年記念

スタートタイミング

スタートタイミングを説明する前にスタート方式を説明する必要があります。

ボートレースでは陸上競技の100メートル走や競馬のスタートの様に同じ位置から『よーいドン!』でスタートするわけではありません。

スタートラインより手前の様々な距離からスタートして決められた1秒間の間にスタートラインを通過する『フライングスタート方式』が採用されています。

この1秒間をどれだけのタイムで通過したかがスタートタイミング(STと略されたりします)です。『0.00』が完璧なスタートです。

そのため、他の公営競技にはない『大時計』が必ずどのボートレース場にもスタートライン付近に設置されています。

ここで問題なのは、その決められた1秒間より早かったり遅かったりしたらどうなるかです。↓次のトピック『フライング/出遅れ』で説明します。


大時計
(18.11.27)
『多摩川』[G3] 第13回サントリーカップ

スタートの様子
(19.01.02)
『江戸川』[一般] 第37回新春金盃 スタ展10時10分!

フライング/出遅れ

↑前述のスタートタイミングで説明した通り、
ボートレースでは『フライングスタート方式』が採用されています。

決められた1秒間より速かった場合を『フライング』

逆に決められた1秒間より遅かった場合を『出遅れ』

と呼びます。

『フライング』『出遅れ』を実際のレースでしてしまったレーサーは失格となります。

そのレーサーを含めて買った舟券は全て返還/払戻されます。

『フライング』『出遅れ』は、主催者側の売り上げに著しく影響を与えてしまいますし、レースの楽しさが盛り下がってしまう事が多い事から、その選手責任で『フライング』『出遅れ』をしてしまったレーサーには厳しい罰則規定が用意されています。

例)

1本目 : その節での優勝戦線からの除外(賞典除外)

2本目 : 即日帰郷

上記の他にも、1本目(30日間)/2本目(60日間)/3本目(90日間)の斡旋停止。訓練施設での再訓練。SG出場除外。など様々なペナルティがレーサーに科せられます。

周回展示

周回展示はスタート展示の後に、レーサーが2回コースを周回します。

ターンの仕方や加速力などの調子を舟券購入者へ見せる事になります。

展示情報の発表

前述したスタート展示/周回展示が終了すると、『スタートタイミング』『展示タイム』が発表されます。

『展示タイム』は、バックストレッチ直線(スタンドの反対側の直線)の特定距離のタイムで、直線のスピードがどれだけ出ているのかがわかる情報です。

投票締切

舟券購入を締め切ります。締切時間以降はそのレースの舟券は購入できません。

レース

投票締切後、そのレースに出走するレーサーはピットへ集って、

『ピットアウト』⇒『待機行動』⇒『スタート』⇒『ゴール』の流れでレースが展開されていきます。

最初の第1ターンマークが一番の見どころです。


第1ターンマークの様子
(18.01.21)
『平和島』[G1] 開設63周年記念トーキョー・ベイ・カップ

払戻結果の発表

レース終了後、購入した舟券が当選した時に一番楽しみな瞬間です。
本場では、[電光掲示板]、[場内モニタ]、に払戻結果が表示されます。


電光掲示板
(17.12.10)
『戸田』[一般] ボートピア岡部カップ開設16周年記念


以上が基本的なルールとレースの一連の流れにとなります。上記内容を読んで頂いた後にライブ映像を見れば大体、理解してもらえると思います。


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